June 10, 2010

クラスの適正規模に関して① - 「少人数」や「マンツーマン」は本当に良いのか?

(Posted by S.Yamamoto)

Q. 子どもに英語を習わせようと思った時、どのくらいの規模(1クラスの人数)のスクールを選びますか?
  
[選択肢]
①マンツーマン
②3~5人
③6~10人
④11人以上
  
①か②の選択肢を選ぶ方が多いのではないでしょうか。

英会話教室の宣伝文句でも「少人数制」とか「マンツーマン」といった言葉が並んでいるのをよく見かけます。そうした言葉に惹かれる方が多いからでしょう。

英会話や英語を習うとき、本当に「少なければ少ないほど良い」と言えるのでしょうか。
  
この質問の正解は特にありません。
それぞれの方が信じる選択肢が正解ということになるでしょう。
  
ただ私たちの経験から申し上げますと(YPKはプリスクールであり、英会話とは異なりますが)、③が一番よいのではないかと考えています。(しかも、英語保育園などの場合、年長さんまでいるスクールが良いです。)
 
仮に、1クラスの生徒数は少なければ少ないほどよい、としましょう。

ワイズの1年目、2年目はマンツーマン、少人数制をとっているというよりも、それしか園児や生徒がいませんでしたので、1クラスの人数が6~8名ほどいる今と比べたら、子どもたちの英語力は1年目、2年目の方が良くなければおかしいことになってしまいます。

しかしながら、実際はどうでしょうか?

正直に申し上げまして、子どもたちの英語力は年々アップしてきているのが事実です。

えっ?こんな表現を知っているの?という場面には幾度も遭遇します。

以前だったら、年長さんだから使えていた表現などを、今では年少さんも当たり前のように使います。

また、歌を例にとっても、以前はサビの部分だけはしっかり歌えていました。しかし今では、最初から最後までディテールも含めてしっかり歌うことができます。

なぜ、1クラスの人数が少なかった頃より、今の方が子どもたちの英語力がupしてきているのでしょうか。

その理由についてはいろいろ考えてみました。
そして(短いですが)YPKの経験から、いくつかの重要な要素があると考えました。

その要素については、次回お話しすることにしましょう。