学習の方法には「手順暗記型学習」と「試行錯誤型学習」というのがあるそうです。
「手順暗記型学習」の例としては、バレエ、ピアノ、野球、サッカー、習字などが挙げられ、これらにおいては、基本の反復練習が上達への近道となります。
一方、「試行錯誤型学習」においては反復の練習は必要ありません。
算数の学習は基本的にこの「試行錯誤型学習」でなければなりません。
なぜか?
反復練習脳を刺激しないのでおもしろくなくなってしまいます。
ここにおいては問題を解くのに必要な知識というのは整数、分数、小数の四則計算だけとなります。
算数の学力とは、計算力ではありません。
算数とは計算力をつける科目ではなく、自分の頭で考えながら数字を組み合わせる力(論理的思考力)を身に付ける科目なのです。