(前回からのつづき)
ひと晩乾燥させたピニャータを触ってみると、糊も乾いてずいぶん固くなっていました。
これならあと数回重ね貼りすれば...と思いながら、ピニャータを裏返してみた時です。
春ですね~。土から新しい芽が・・・・・・そうではありません!トラブル発生です!
昨晩からずっと下になっていた部分が破けて、中から風船が出てきていました。
風船が膨張したはずはありません。
ということは、おそらく、糊が乾いた部分が収縮し、中の風船が押されるような形になり、行き場のなくなった風船が、まだ乾いておらず、しっかり固まっていなかった部分(昨晩から下になっていた部分)を押して破けたのだろうと思います。
風船の空気を少し抜いた後、再び小麦粉を水で溶き、それを火にかけて糊をつくり、紙を貼りなおして修復しました。
ピンクの紙で貼った部分が修復箇所です。
この修復した部分が完全に乾ききるまでは、作業を中断して様子を見ようと思います。
(つづく)