教えられなくても、子どもたちはいろいろなところで多くのことを自然と学んでいる。
そう思える場面に出会った。
第1回 GW Connect 4 トーナメントが開催された翌日、子どもたちは、ここで学んだものを自分たちの遊びの中に取り入れていたのである。
取り入れたのは「トーナメント方式」というシステム。
トーナメント方式とは、「競技会において勝者及び順位を決めるシステム」のことであるが、そのトーナメント方式をトランプ・ゲームに用いて、勝者を決めていたのである。
以前には、遊びの中でそんなシステムなど全く使ったことがなかった子どもたちが、今大会のすぐ後に、しかも適切に使っていたのにはビックリ。
一部の子どもたちには、Connect 4の大会そのものよりも、トーナメント方式というシステムに魅力を感じたのでしょう。
GWには、トランプが3つほどしかないため、これまで試合の順番などをめぐってたびたびトラブルを起こしていたが、このトーナメント方式を採用したおかげで、皆きちんと自分の試合(順番)を待つことができるようになっていた。
まさか、そんなところに注目するとは...正直言って意外だった。