GW(学童ワイズ)では、学童さんが下校してくると、まず、うがいや手洗いをします。そして宿題を済ませ、その後みんなで一緒におやつをいただきます。
おやつを食べる準備が早く出来たグループから、隣の部屋のおやつのお皿を取りにいきます。
そして、その日の当番(異なる子)が"いただきます"の挨拶を行い、それに続いて他の学童さんも"いただきます"と声を合わせて言います。
この時、非常に興味深いのは、当番の"いただきます"の言い方(その声の調子、イントネーション、アクセントなど)をそのままそっくり他の子たちが真似て言うことです。全く同じ言い方で。
例えば、小さな声で「いただきます」言えば、同じように小さな声で。「いっただっきま~す」と語尾を上げながら言えば、同じように語尾を上げて繰り返します。
冗談をしているわけでもなく、自然と同じになってしまうのです。
これは、子どものリピート力とでも言えばいいのでしょうか。
模倣しながら学習していく子どもならではの能力なのでしょう。