カリフォルニア大学バークレー校は10月3日、化学と物理、生物学の講義をそのまますべてYouTubeに投稿したと発表しました。(参照:「UCバークレー、YoutTubeで大学講義を丸ごと配信」『CNET Japan』)
その大学の学生でなくても講義を聴くことができる。(しかも無料で!)
これまでの高等教育では考えられなかったことで、オープンエデュケーションの波が確実にしかも急速に迫ってきています。
野口悠紀雄教授の言葉を借りれば、英語圏における「知識のインフラ」がまた整備されつつあることを示すものでしょう。
カリフォルニア大学バークレー校で学部教育を担当する副学長を務めるChristina Maslach氏は、「UC Berkeley on YouTubeによって、大学生活や学問的研究、行事、運動競技などが公の目に見えるようになる。これは、大規模なコミュニティーに向けたオープンな教育コンテンツで、われわれの豊かな伝統を基礎とする」述べています。
今後、どこまで(全ての講義、それとも一部のそれを)オープンにするのかが注目されるところです。
■UC Berkeley on YouTube