西ノ内校へ行くと、手作りの教材や遊具、家具(間仕切り)などがたくさんあります。飾ってあるものもありますが、必要時以外倉庫に保管されているものもあります。西ノ内校が開校した4月当初と比較すると「だいぶん増えてきたなぁ」というのが感想です。
段ボールやフェルトなどでつくったそれらの中には、どこへ行っても買えないものもありますが、購入できるものもいくつかあります。
材料を購入したり、集めたり、作ったりする手間や費用を考えれば、購入にかかる費用とほとんど変わらないし、購入した方が見栄えのよいものが手に入るということは言えるでしょう。
それではなぜ、購入できるものまでわざわざ作るのか?
突き詰めて考えると、それは「自由で創造性あふれるスクール」を目指すわれわれの創造的表現だと言えます。
購入するのは簡単ですが、われわれはわざわざそれらを作っています。なかには陽の目を見ない失敗作もあります。でも、制作過程で思いがけない発見やアイデアによって、計画していたものよりも数段も良い物が完成することもあります。
オリジナリティあふれる作品の数々。そして何と言ってもそれら手作り作品の「あたたかさ」。
それが子どもたちにどのように映っているのかは分かりませんが、子どもたちが心で何かを感じ取ってくれれば幸せだなぁと思いながら、material team のメンバーは今日も教材制作に精を出しているところです。